映画鬼太郎誕生ゲゲゲの謎みんなの感想は？

2023年11月17日公開のアニメーション映画『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』を鑑賞した皆さんの感想をまとめました。

映画を見る前に、「面白い？」「どんな出来栄えだったんだろう？」というのが気になるところ。ネットやSNSで感想を調べてから映画館に行く方も多いと思います。

ネタバレしない程度に、評価を調べることもありますよね。つまらなかったという感想があったら見るのやめようかなーとためらったり…。いや、あえて確かめに行ってくるわ！なんてのもアリですね。

そこで、こちらの記事では『ゲ謎』のみんなの感想を中心に、

アニメーション技術はどうだった？
鬼太郎のことをよく知らなくても大丈夫？

なども掘り下げました。本作を多角的に紐解いていきますよ。

　映画『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』ファイナル予告

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みんなの感想をシェアしてみると、奥深い物語性、個性的なキャラクターなど、作品の魅力が垣間見えてきました。

映画好きの皆さん、ぜひご覧くださいね。

1 『ゲ謎』を見た人たちの感想
2 まとめ

『ゲ謎』を見た人たちの感想

ストーリー性が深い、感動した

　普段からアニメや映画に触れることが好きな私ですが、鬼太郎シリーズは特に好きで、子どもの頃から見てました。
『ゲ謎』はストーリー性が深いな！と思ったし、強烈なキャラクター造形に感心しました。

　不気味な世界観が醸し出される道や建物、部屋の中に足を踏み入れるシーンなど、どの場面も不気味さを感じました。特に、主人公の水木が周囲の家屋に見られている感じが強まるシーンは、本当に恐怖！（笑）思ってた以上にホラー展開が多くて良かった。

アクションシーンに注目!

　台湾でも上映中で、母から「観てみて」と言われたので観に行きました。アニメだから子ども向けの単純なストーリーだろう…と思ってたんですが、内容は予想とは全く異なりました。特にアクションシーンは非常にカッコよく、映像に重みや面白さがあって楽しかった！映画館で観るのがおすすめ。

　バトルシーンがかっこよく、最後のたたみかけも激アツでした。昔は目玉のおやじがミイラ男に見えて不思議だったのですが、この作品を観て納得しました。

アクションシーンが良かったようです。ちょっと意外ですが、確かにテレビアニメ版でも鬼太郎たちは結構戦ってましたね。映画版ではパワーアップしているようです！

アニメーションの美しさに感動

　アニメーション美術が素晴らしかった。細部まで丁寧に描かれており、視覚的にも楽しめます。背景の描写や色彩の使い方が、とてもきれいなんですよ。特にホラーシーンでは独特の雰囲気が醸し出され、グッと引き込まれました。

　アニメの美しさが、作品全体の魅力を高めている。そして物語の進行にも大きく寄与してますね。キャラクターの動きや表情、背景の描写など、細かなディテールにも注目すべきと思いました。

アニメーション美術に言及する感想も多いです。作品の世界観をより一層引き立てているそうですよ。ますます見たくなりますね。

社会性エンターテイメント作品

　胸糞を覚悟して観たのですが、楽しく観ることができました。一族の人々や、ある人物の過去が連想させるものなど、重いテーマが描かれています。
ただのエンターテイメント作品を超えている！自分は感動しました。

　社会の問題が描かれているように感じました。特に、権力を持った人々による搾取や虐待の存在が際立っていました。昭和31年という時代設定も加わり、特定の人間のみが優位に立てる社会構造が色濃く描かれました。
この作品は『暗い現実を見たくはないけれども、それを放棄するわけにはいかない』というメッセージを強く伝えています。

　物語や伝えるテーマは、予想していたものとは異なっていました。ホラーや妖怪の要素よりも、この作品はとてもホラーな映画でした。

　想像していたよりも深い物語でした。重いテーマや、悲しみを感じました。特に、ある人物の死の描写が印象的。あと、“水木”はまさに水木しげるさんのことなのかな？というのが気になりました。

TV版でも人間の愚かさや軽薄さなどが表現されていましたよね。子ども心に、人間よりも鬼太郎たちのほうが心が綺麗だな、なんて思いましたよ。『ゲ謎』ではさらに昭和時代の社会構造が浮き彫りに。

初見でも楽しめる

　基本的な設定やあらすじを知らなかったため、驚きの連続でした。むしろ何も知らずに行くのも良いですよ。

　水木とゲゲ郎のバディとしての関係性もよく分かりました。作品はホラーやミステリー、アクションが詰まっており、鬼太郎を知らない人でも楽しめる内容です。ただ、ちょっとしたアナザーストーリーのような印象も受けました。

　私は鬼太郎についてよく知らないし、TVアニメシリーズも継続的に観てません。原作ストーリーの存在も知りませんでした。細かな設定についても詳しくは知りません。
とは言え、この作品を観て驚いたことは、鬼太郎が幽霊族という設定であることでした。鬼太郎が幽霊族だということには思いもよりませんでした。そのくらい基本的なあらすじも知らなかったため、公開当初は観る気はありませんでした。でも、評判が良かったので観に行くことにしました。まだ上映されていて本当に良かったです。

DVD/Blu-rayに期待！

　DVD・Blu-rayではもっと掘り下げられたエクステンデッド版（ノンカット版）が見たいです。

　エンドロールは絶対に見逃してはいけません。円盤ではさらにオプション的な映像が付くといいなと思います。