【結局どれがいいの?】4K Ultra HD Blu-rayプレイヤー2017年最新おすすめ

4K Ultra HD Blu-rayの再生機器を買いたいけど、

  • どれがいいの?
  • おすすめは何?
  • 最新機種は何?

と思っている方に、MUSICNANOのデジタル機器専門ライターがズバっとご紹介してまいります。
ネットで商品を見ながら「う~~~ん」って悩んでいる方!ぜひ、お読みください♪

担当者より
MUSICNANO
正直4Kとか説明はどうでもいいから、とにかく購入したい!って方は「おすすめ商品」まで飛んでください。

4K Ultra HD Blu-rayがシンゴジラ・君の名はで登場

昨年、日本のエンタメシーンを席巻して社会現象ともなった映画『君の名は。』。
同じく2016年夏に、その圧倒的な映像と破壊力、リアリティでNHKの紅白にまで出場した映画『シンゴジラ』。

この2作が待望のBlu-ray発売となり、発売形態の中に【4K Ultra HD Blu-ray】が登場しました。
4KBlu-ray作品
しかし、

4K Ultra HD Blu-rayの超高画質再生に対応したプレイヤーを持っていないという方も多いのではないでしょうか。

お気に入りの映画はやはり超高画質で視聴したいものですよね。

そこでこの記事では、ズバリ!わかりやすく、4K Ultra HD Blu-rayプレイヤーの「これ買っときゃ間違いないよ」っていうオススメ商品を軸に紹介していきたいと思います。

そもそも4K Ultra HD Blu-rayとは?普通のBlu-rayと何が違うの?

初めて聞く方もいるかもしれませんが、「4K Ultra HD Blu-ray」とはそもそもなんなのでしょうか。

  • 普通のBlu-rayとどこがどう違うのか?
  • 4K Ultra HD Blu-rayのプレイヤーを購入するメリットやデメリットにはどんなものがあるか?

この点から、説明したいと思います。
この記事で当たり前のように使っている「4K」とはなんなのか、基本中の基本から始めましょう。

「4K」とは映像の処理の細かさ、解像度のこと。

解像度が4Kであるというのは、一枚の液晶ディスプレイをイメージすると分かりやすいでしょう。

映像を映し出すドットの数が横軸に約4000個(3840個)、縦軸に約2000個(2160個)あるものが「4K」規格とされ、肉眼ではそのドットのひとつひとつが識別できないほど、解像度が高いため、非常に高精細な映像を楽しむことができます。

普通のBlu-rayプレイヤーでは、テレビに繫げて映像を出力する最大の解像度が、4Kの半分程度の解像度「2K」までしか対応していません。

このことは、たとえあなたが4K対応のテレビを持っていても同じことです。テレビが4Kを映す能力はあっても、映像を再生するプレイヤーが2Kまでだったら、解像度は2Kまでしか出力されないということです。

それに対して、4K Ultra HD Blu-rayに対応したプレイヤーであれば、解像度を下げることなく、超高解像度の映像を出力することができます。

【図で確認(出典元:Amazon)】
4k_違い

このように、4K Ultra HD Blu-rayプレイヤーを持つ最大のメリットはなによりもまず、高画質の映像をそのまま映し出すことができることです。

その他にも、4K Ultra HD Blu-rayは、普通のBlu-rayと比べて、表現できる色彩がはるかに広く、より豊かで鮮やかな色彩表現が可能になっています。
さらに、色彩だけでなく、映像の持つ明暗の再現性もはるかに向上しているので、「とにかく美しい映像で映画などを楽しみたい!」という方にとって、4K Ultra HD Blu-rayプレイヤーはベストバイでしょう。

実際4K Ultra HD Blu-rayプレイヤーを使ってみた感想。

私自身、昨年末に奮発してパナソニックの4K対応テレビを購入した際に、4K Ultra HD Blu-ray対応のプレイヤーを購入しました。
現在でも愛用しているプレイヤーは人気商品パナソニックの「DMP-UB90」という機種です。

パナソニック ブルーレイプレイヤー Ultra HDブルーレイ対応 ブラック DMP-UB90-K
※残念ながら2017年5月末で生産終了のニュースがありましたが販売はされています。新機種も紹介していますので、記事下までお読みください。

DMP-UB90にした理由

私自身あまりテレビを視聴も録画もしないため、もっぱら映画のプレイヤー機能がついていればいいという理由でこちらの機種を選びました。
もともと年間100本以上は観る映画好きだったため、せっかく4Kテレビを買ったのだから、綺麗な映像で映画を見たいという動機がありました。
まず、テレビとプレイヤーが届いてお気に入りの映画『ショーシャンクの空に』のブルーレイをセットしてみましたが、

なによりまず驚かされたのがその解像度と色彩の再現性。

4K対応のテレビに替えたというのもあるでしょうが、Ultra HD対応のプレイヤーでここまで変わるかというほど映像が綺麗です。

UHD対応のブルーレイディスクではまだ試せていないですが、UHD対応のソフトじゃなくても違いが歴然と分かるほど綺麗になっているので、言わずもがなという感じです。

それで結局何を買えば失敗しないの?専門ライターのオススメ商品

ここからはわかりやすいように質問に答える形式で進めていきますね。

録画機能は欲しいですか? 録画機能は欲しいですか?
4K Ultra HD Blu-rayプレイヤーには、再生だけのものと録画機能がついたものがあります。

 再生専用でいい方はこちら

 録画機能がほしい方はこちら

4K Ultra HD Blu-rayプレイヤー再生のみ

再生専用のおすすめは、私が愛用している機種と同じパナソニック「DMP-UB90」ですが、残念ながらこちらが2017年5月末に生産終了となりました。

そこで最新のパナソニック商品を調査したところ、

  • 「DMP-UB90」よりさらに小型化・低価格で基本機能は「DMP-UB90」とほぼ同等。
  • ウルトラHDのほか、BD・DVD・CDの再生に対応するニューモデル

「DMP-UB30」が6月16日より発売されることがわかりました。

 パナソニック公式サイトはこちら

DMP-UB30

DMP-UB30の価格は4~5万円程度です。

今回は、ライターが愛用しているということで、パナソニック製品をおすすめしておりますが、
もし、あなたがお持ちのテレビが「ソニー」であればリモコンとの互換性でソニー製の再生機器を使う方がよいと思います。

実はソニーも初の4KUltra HD再生機器を6月にリリース予定で、こちらも今、話題になっております。

別の商品でDMP-UB90に代替するものはないですか? 別の商品でDMP-UB90に代替するものはないですか?

4K Ultra HD Blu-ray録画機能あり

録画機能ありのおすすめは、パナソニック「UBZ2020」です。

UBZ2020

ハイレゾリマスター対応です。HDD容量が2TB。Wifi対応です。価格は7万円程度です。
※HDD容量が1TBの製品もありますが、すぐにいっぱいになってしまうという口コミもあり、2TBを推奨します。(予算を下げたい場合はUBZ1020をご覧ください。

2017年のおすすめ機種はこれだ!

先の記事で、「DMP-UB90」が2017年5月末で生産終了になると書きましたが、現在、パナソニックではその代替品となるニューモデルの発表はありません。
→「DMP-UB90」に代わって「DMP-UB30」が6月16日より発売されます。

この過渡期に、注目されているのが

2017年発売予定:機種はソニーの「UBP-X800」

ソニー SONY Ultra HDブルーレイディスク/DVDプレーヤー 4Kアップコンバート Bluetooth(LDAC)対応 UBP-X800
2017年6月24日発売の新商品です。(再生専用)

ソニー初の4K ultra HD Blu-rayプレイヤーとして早くも注目を集めています。
性能や価格帯に関しては、パナソニックの「DMP-UB90」と同程度とされています。

ワンポイントアドバイス

プレイヤー選びの基準として、本体の性能や価格以外に、使っているテレビのメーカーと一緒にしたいというものもあります。
これは、同一メーカーであれば、テレビのリモコンでプレイヤーも操作できる利点があるからです。現在ソニーの4Kテレビを使っている人は、ソニーの新機種を選んだ方が便利かもしれません。

まとめ

今後ますます注目を集めることが予想される「4K Ultra HD Blu-rayプレイヤー」のおすすめ機種についてお伝えしてきました。
ソニーの商品に関しては7月頃に口コミ・レビューが集まってくると思いますので、あらためて検証してみたいと思います。

最後に、よくある質問として、

4K Ultra HD Blu-rayプレイヤーは4Kテレビがないとあまり意味がないの?

という点にお答えします。

ズバリ・・・。
結論から申し上げると“4K UHD Blu-rayをプレイヤーを買うなら4Kテレビは必要!”です。

記事内でご紹介したBlu-rayプレイヤーの「4Kアップコンバート機能」とは、標準的なブルーレイのハイビジョン解像度(2K=1920×1080ドット)を4K解像度(4K=3840×2160ドット)に上げて変換する機能です。

確かにこれだけの説明ですと、
4Kテレビを買わなくてもプレイヤーを買えば4K画質で映像を楽しめる?
と思えてしまいますが、テレビ側が「4Kの映像入力」に対応していなければ、いくらプレイヤー側で4K解像度に上げても、出力される映像は普通のハイビジョン画質になってしまいます。そのため、4K UHD対応のプレイヤーを持っていても、4K入力に対応していないテレビでは「あまり意味がない」と思います。

4K UHDプレイヤーを買うならテレビ側も4K対応のものにして、環境を整えるのが本来の醍醐味を味わうベストな状態になります。
大好きな映画やネット、YouTubeなどの動画コンテンツを高画質化して楽しむには、これらの4KテレビやUHD対応プレイヤーが必須です。
この夏、さらなる映像体験に酔いしれてみてはいかがでしょうか。